戦略と実行の“間”を埋める。シンクムーブの共創支援。

マーケティングの仕事がキツい本当の理由は、
「タスクが多いから」ではありません。

「決める責任を背負わされているのに、
そのための思考環境がどこにもないから」です。

経営直下で1人〜少人数のマーケを任されていると、毎日こんな状態になりがちです。

  • 経営層は、中長期の方向性や大きな投資判断で頭がいっぱい
  • 現場メンバーは、目の前の施策と数字で手一杯
  • 外部パートナーは、社内の細かい文脈までは共有されていない

誰かがサボっているわけではない。
ただ、この「役割の隙間」を埋める存在がいない

その結果、

  • 「考える・整理する・社内に説明する」だけで平日の大半が溶けていく
  • 施策は「やる前の会議」と「終わった後の報告」にばかり時間が取られる

施策が動かない理由は、
根性やスキルの問題ではなく、構造的な詰み方にあります。

シンクムーブの「インハウスマーケティング共創支援」は、
この “思考の孤立” と “実務のスタック” をまとめて潰すためのサービス を提供しています。

この記事では、

  • 「コンサルなの?」「代行なの?」「何が違うの?」
  • 実際のセッションで何をしているのか
  • 週2時間で何が変わるのか
  • どんな企業に向いていて、どんな企業には向いていないのか

を、できるだけ具体的にお伝えします。

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こんな悩み、ありませんか?

実際にご相談いただくと、言葉は違っていても、だいたい中身は同じです。

実際のお客様の声(スタートアップ/マーケティング担当・匿名)
「ステークホルダーが多く、戦略レベルの抽象度の高い議論に数ヶ月かかっていました。
戦略ありきで施策、というのは正しいと思いますが、
スタートアップにおいて施策がスタックしている時間は1秒でも短くあるべきという点と
大きく乖離していました。」

こうした「構造的な詰み方」が、形を変えてあらゆる企業で起きています。

❶ 戦略議論だけ進んで、具体施策が止まっている

  • 経営層、外部アドバイザー、株主、広告代理店……
  • 関係者が多いほど、合意形成に時間がかかる
  • その間、LPも出ない、記事も出ない、数字も動かない

スタートアップや新規事業にとって、
「施策がスタックしている時間」ほど高コストなものはありません。

それでも現実は、会議・議事録・Slack のスレッドだけが増えていく。

❷ 戦略から実行に落とし込む「翻訳者」がいない

  • 経営層は「どこを目指すか」を決める役割
  • 現場は「今日何をやるか」で埋まっている役割
  • 専門パートナーは、個別タスクには強いが、社内事情までは追いきれない

この間をつないで、

「じゃあ、誰が・いつまでに・何を・どの状態にするのか」

を決める “ブレーン兼プロジェクトエンジン” がいない。

その結果、

  • 手戻りが当たり前
  • 状況変わって何度も作り直し
  • 「やった感」だけ増えて、数字は動かない

という状態にハマります。

お客様の声(同・匿名)
「戦略が決まったところからいち早く実行まで持っていく必要がある一方で、
実現するためのリソースと最短距離のプロセスを描けるブレーンが不足していたことで、
実行に到達するまでの手戻りが多々発生していました。」

❸ 「考える」「整理する」だけで、1週間が溶ける

「何をやるべきか」は、なんとなく見えている。
でも、それを

  • 施策に落とし
  • 言語化し
  • 社内に説明し
  • 関係者の理解を取りに行く

という一連のプロセスに、1週間まるごと持っていかれる。

本来、マーケ担当者が使うべき時間は、

  • 仮説を立てる
  • 打ち手を試す
  • 数字を見て次を決める

といった 「前に進める行為」 です。

しかし現実には、
“説明と調整に追われる事務局” のような役割になってしまいがちです。

もし、この記事を読みながら
「あ、これウチの状況そのまま…」
と少しでも思った方は、資料もあわせてご覧ください。
インハウスマーケ共創支援の資料をダウンロードする

「共創支援」とは何か?3つの特徴

シンクムーブの共創支援は、

  • いわゆる「戦略コンサル」でも
  • 完全丸投げの「制作代行」でも

ありません。

一言でいうと、

「経営直下マーケティングの外部右腕として、
思考と実行の両方を、その場で前に進めるサービス」

です。

  • 戦略を一緒に考え
  • 実務に落とし込み
  • その場で骨格やたたき台まで作る

“持ち帰らないブレーン” として並走するイメージです。

具体的には、次の3つを徹底しています。


特徴① 「持ち帰らない」主義

よくあるコンサルの流れは、こうなりがちです。

ヒアリング
→ 持ち帰り
→ 資料作成
→ 提案
→ フィードバック
→ 修正
→ 再提出…

このループに、何週間かけていますか?

シンクムーブの基本スタンスは、これと逆です。

  • 打ち合わせの場で課題を整理する
  • その場で方針と構成案を作る
  • 「次回までに検討します」を極力ゼロにする

「会議中に進む仕事の量」を、常識の1桁上に振り切る。

だから、

  • 会議が終わっても、何も決まっていない
  • 議事録だけ増えていく

という状態を、意図的に潰しにいきます。

特徴② 「整理するところから」一緒にやる

「ちゃんと整理してから相談しないと失礼かな…」

と考えて、相談が後ろ倒しになるケースは多いです。
ただ、1人マーケにそんな余裕はありません。

なので、スタンスはシンプルです。

「最低限伝わるレベルで話してもらえればいいので、
整理するところから一緒にやりましょう。」

実際のセッションでは、

  • 思いつくままに状況を話してもらう
  • その場で論点を分解・構造化する
  • 抜けている視点や、見落としているリスクを指摘する

ところまで、一気にやります。

「考える」「整理する」「端的に伝える」 という、
本来なら一番負荷の高いステップを、外部の右腕と一緒にやる。

これによって、

  • 相談のハードルが下がる
  • 動き出しが早くなる
  • 判断の質も上がる

という状態をつくります。

お客様の声(同・匿名)
「言葉を選ばずに言うと、『考える』『整理する』『端的に伝える』という
ビジネスにおいて常に必要なステップをすっ飛ばして相談できる安心感が
最もありがたかったです。」

特徴③ AIをフル活用した「10倍速のたたき台づくり」

私はAIツール(LLM)を、
“雑に丸投げするため” ではなく、 “思考を増幅させるため” に使っています。

流れはシンプルです。

  1. 課題の整理や戦略の設計は、人間(私)が行う
  2. 決めた方針をもとに、AIで構成案やたたき台を一気に出す
  3. 手触りがおかしい部分を、人間の目線で削る・直す

これによって、

  • 本来数時間かかるコンテンツ構成案作成が、
  • 1本あたり3〜4分で「たたき台」まで到達する

それでいて、

  • 各社の文脈やトーンに合わせた質も担保できる

という状態を実現しています。

理論上は、

  • 月100本以上の構成案をつくることも可能

ですが、もちろん 「量産できればいい」 とは思っていません。

重要なのは、

「ちゃんと解像度が高い」と評価されるレベルのアウトプットを出し続けられること。

そのために、
“AIと人の役割をきっちり分ける設計” を組んでいます。

共創セッションで、実際にやっていること

「共創」と言われても、結局何を一緒にやるのかイメージしづらいと思います。

週2時間の中で、例えばこんなことを一緒にやっています。

  • 経営会議用のマーケ報告資料づくり
    • 何を決めたい会議かの整理
    • 伝えるべき数字とストーリーの設計
    • スライド構成案とたたき台作成
  • 新規LP/ホワイトペーパーの設計
    • 「誰に何を約束するLPか」の言語化
    • 構成案・見出し案・必要コンテンツ洗い出し
    • 制作チームへのブリーフ・モック作成
  • SEO記事の戦略と構成レビュー
    • テーマ・検索意図の整理
    • 既存記事の棚卸しとカニバリ回避
    • 外部ライター向けブリーフ/重要記事の構成レビュー
  • GA4/Search Console/Looker Studioのレポート設計
    • 経営層が本当に見たい指標の整理
    • ダッシュボード構造案づくり
    • 「こう見せると伝わる」画面設計
  • 社内向けコミュニケーション設計
    • 「この方針でいきましょう」を伝える社内メッセージ草案
    • 他部署への依頼文・説明文
    • 社長や役員への報告メールドラフト

要するに、

「マーケターの頭の中のモヤモヤ」を、
その場で言語化し、資料や構成案まで落とし込む

ところまでを、一気通貫でやります。

もし、この記事を読みながら
「こういうサービスを探していた」
と少しでも思った方は、資料もあわせてご覧ください。
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週2時間の打ち合わせで、何が起きるのか

よく聞かれるのが、この質問です。

「週2時間で、本当にそんなに変わるんですか?」

ここは、お客様の声を載せさせてください。

お客様の声(同・匿名)
「週2時間の打ち合わせで、冒頭に『今困っていること』『いつまでにどうしたいのかという希望』
『そもそもここどうすればいいかわからないという疑問』を思いつくままにお話すると、
あっという間に次回アクションに必要なことが整理されて、
やるべきことが常に明確になりました。

『こうすればぱっとできる』をその打ち合わせ中に実際にやっていただけるので、
プロジェクトの進行がスムーズになりました。」

セッションが終わる頃には、
クライアント側はほぼ毎回、こんな状態になっています。

時間が余ったら、そのまま作業を進めることもあります。

  • 「何をやればいいか」が1枚のメモにまとまっている
  • 経営層や社内への説明に使えるドラフトができている
  • 次の1〜2週間は「やるだけ」の状態になっている

従来のコンサルだと、

  • 1時間のミーティングの後に、数日〜数週間の「持ち帰り期間」が発生する
  • 実質的な進捗は、次のミーティングまでお預け

になりがちです。

シンクムーブの場合、

  • 打ち合わせ中に、骨格と要素がほぼ出揃う
  • その場で構成案やドラフトができているので、
  • クライアントは「あと肉付けするだけ」の状態になる

その結果、

「2時間の打ち合わせで、実務の3〜5日分が前に進む」

という感覚を持っていただくことが多いです。

お客様の声(同・匿名)
「週2時間の打ち合わせ中は、『最低限伝わるように話せれば何でも大丈夫、整理するところからやりましょう』と言っていただけるので、包み隠さず話したあとにパッと組み立てていただき、
いつ・誰が・何を・どの状態にすればいいかが明確になります。

そこまで整えばあとはやるだけですし、
やる部分も2時間の打ち合わせ中に骨格と要素はほぼ出揃うので、
業務のスピードが段違いに早くなりました。」

実際にご利用いただいたお客様の声

人材育成・転職支援事業を展開するスタートアップ企業の、
マーケティング担当者様からいただいたフィードバックを紹介します。

支援前の状況

項目状態
戦略議論の長期化ステークホルダーが多く、抽象度の高い議論に数ヶ月かかっていた
施策のスタック戦略議論の間、具体的な施策がほぼ進められていなかった
ブレーンの不足戦略→実行に落とし込むリソースと人材が不足し、手戻りが多発していた

支援後の変化

変化詳細
思考の整理課題が構造化され、「まず何から手をつけるか」が明確になった
方針の確定経営層との認識が揃い、「この方向で進める」という意思決定ができた
業務への自信自分の判断に自信が持てるようになり、迷いが減った

※具体的な数値成果(流入増加やリード獲得数など)もありますが、
 非公開情報のため、ここでは定性的な変化のみご紹介しています。

https://twitter.com/fwh_aihara/status/1993529987878863339

お客様の声(原文)

「言葉を選ばずに言うと、『考える』『整理する』『端的に伝える』という
ビジネスにおいて常に必要なステップを、すっ飛ばして相談できる安心感が
最もありがたかったです。」

「経営層直下のマーケティング組織は、期待されることと実行することの量も質も大きい。
しかも、経営層の思考は従業員と大きく離れているケースが多いので、
ゴールと現在地の間に大きなギャップが生まれます。
そこを埋めてくれる外部パートナーはほぼいないので、
並走・共創スタイルの恩恵はものすごく大きいと感じました。」

アンケートの最後に「この支援をひとことで表すと?」とお伺いしたところ、
こんな言葉をいただきました。

「マーケティングの現場を救う最強のバッファー兼ヒーラー」

ここで言う「ヒーラー」は、

  • 数字やロジックだけでなく、
  • 板挟みになりがちなマーケ担当者のメンタル面も含めて支える存在

という意味で、そう表現していただいています。

こんな企業に向いています/向いていません

向いている企業

  • 戦略はあるが、実行に落とし込めていない
  • 実行しているが、施策の効果が狙えるか自信がない
  • 企画倒れが続いている
  • 社内に「翻訳者」役の人材がいない
  • マーケ組織の人数が少なく、優秀な担当者に負荷が集中している
  • 外注すると意図がズレる経験を何度もしている
  • 経営層と現場の間に溝がある
  • 上からの指示が抽象的で、現場が動けない
  • 説明工数が膨大で、本来のマーケ業務に集中できていない
  • スタートアップ、または大企業の新規事業部門

❌ 向いていない企業

  • 完全な外注・丸投げを希望している
    → 私たちは「一緒に手を動かす」スタイルです。クライアント側の関与が前提になります。
  • 戦略策定だけを求めている
    → キレイな資料や提案書がほしいだけなら、他のコンサル会社の方がフィットすると思います。
  • 週2時間の打ち合わせ時間を確保できない
    → 共創には、最低限のコミットメントが必要です。「忙しすぎて誰とも話せない」状態だと、効果を出せません。

まずは、話してみませんか?

ここまで読んで、

  • 「うちの課題に合うのか、正直よくわからない」
  • 「具体的にどこまで一緒にやってもらえるのか知りたい」

と思った方もいると思います。

そのために、2回までの無料相談を用意しています。
(事業会社のマーケティングご担当者様・経営者様向け。代理店・フリーランスの方は対象外とさせていただいております。)

この時間でやることは、シンプルです。

  1. 現状の課題や、これまでの経緯をヒアリング
  2. 私たちの支援で解決できるかどうかを、正直にお伝え
  3. 合わなそうなら、他の選択肢(体制や外注の方向性)も含めてご提案

押し売りは一切しません。
むしろ、「これはウチじゃない方がいいですね」とお伝えするケースも普通にあります。

  • 戦略と実行の間で、いつも板挟みになっている
  • 決める責任だけ背負わされていて、思考環境がない
  • 「説明」と「調整」に、もうこれ以上時間を奪われたくない

日頃からXでも呟いており、みていただくとなんとなく人柄がわかるんじゃないかなーと思います!

「一人で抱えていた前提」が一回崩れるだけでも、
その後の数ヶ月の動き方はかなり変わります。

少数限定の支援をしている関係上、
対応できるタイミングに限りがありますが、
ぜひいろいろな会社とやり取りできますと嬉しいです。
お気軽にご連絡ください!

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この記事を書いた人

豊藏 翔太のアバター 豊藏 翔太 シンクムーブ株式会社 代表取締役

エン・ジャパン株式会社にてIT/Web系の求人広告営業、ITコンサルティング企業でAIやRPAなどのITコンサルタントを経験後、「SEO Japan」を運営するアイオイクス株式会社に入社。

第1局長として大手企業を中心としたWebコンサルティングに携わった後、2024年12月にシンクムーブ株式会社を設立。アイオイクス株式会社フェローを兼務。

AIを活用したインハウスマーケティング共創支援サービスやセミナー、『AI時代のSEO戦略──組織を動かし成果を引き寄せる実務マネジメント』の出版など精力的に情報の発信を続けている。

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